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先端医療と患者さまを結ぶ懸け橋を目指して
東京ミッドタウン先端医療研究所は、「先端医療をもっと身近に、治療を必要とする患者さまに届けたい」、そのような想いのもと、2010年4月に設立しました。
これまでに医療技術は目覚ましい発展を遂げてきましたが、未だなお、現代の医学をもってしても解決できない難病に苦しんでいる方々が大勢いらっしゃいます。難病を抱えた患者さまにとって、世界で日々新たに生み出されている先端医療技術は希望の光そのものです。
私たちは、医療ネットワークを広げ、新しい医療情報を収集し、患者さまにとって有益であると判断した治療法や技術を速やかに取り入れ、積極的に採用しております。さらに、当研究所内でもノウハウやエビデンスを積み重ね、他の医療機関や患者さまのニーズを把握し、より付加価値の高い医療サービスへと進化させることを目指しています。
東京ミッドタウン先端医療研究所では、新世代の免疫療法「樹状細胞ワクチン療法」をはじめ、悪玉コレステロールなど血液中の病因物質を低減させる「血液浄化療法」や、将来の疾病リスクを知る遺伝子検査など、先端医療サービスを提供しています。
樹状細胞ワクチン療法では、大阪大学医学部 杉山教授により開発・特許取得された人工的ながん抗原(目印)「WT1ペプチド」を採用し、さまざまながん種に対応しております。
日本赤十字社医療センター、虎の門病院、せんぽ東京高輪病院、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、東京大学医科学研究所附属病院、北里研究所をはじめとし、都内を中心に、大学病院、民間病院との連携も推進しており、国内外の患者さまの状況に合わせた医療機関をご紹介できるネットワークを構築しています。
遺伝学的検査や医療技術が発展していくにしたがって、現在の症状だけでなく、将来の疾病リスクまで予測できるようになりつつあります。それに伴い、「先制医療」という新しい考え方もでてきました。それは従来の予防医療とは異なり、病態・病因の発生や進行のメカニズムにあわせて予見的に介入していくというもので、将来の疾病リスクを予測し、病気が発症する前の適切な時期に治療的介入を実施し、発症を防止する、または遅らせるという考え方です。
東京ミッドタウン先端医療研究所は、先端医療と患者さまを結ぶ懸け橋となることで、患者さまに新たな解決策を提案し、QOL(生活の質)の向上に努めると同時に、病気の発症リスクを減らす先制医療の発展に力を入れて取り組んでいきたいと考えています。
患者さまにとってベストは何か。そのことを第一に考え、当研究所だけにとらわれないボーダレスなソリューションとサービスを提供してまいります。